神田にはどんな人が住んでいるのか

　こんにちは！

　今日は表題の通り、ふと思ったことなどをごくごく短めに。

　想像した内容が多いので「と思う」が多め。

神田＝江戸っ子？
神田土着民の特性
神田マンション民の特性
妄想八割ですが・・・

神田＝江戸っ子？

「江戸っ子だってねぇ」

「神田の生まれよ」

というのは浪曲の有名なセリフらしいのだが（私は聞いたこと無いけど）、江戸っ子といえば「芝で生まれて神田で育ち」（これも端唄の有名なくだりらしい、同じく聞いたことがないけど）といわれるくらいに、昔は神田といえば江戸っ子だった。

　それでは振り返って現代、神田にはどんな人が住んでいるのか。

「江戸っ子」ってこんなイメージ？

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江戸っ子 - Wikipedia　より一心太助（大友柳太朗）

　勿論、町会関係で知り合う方は結構な割合で代々この辺に住んでいて、お祭りが三度の飯より好きという「江戸っ子」なのだが、それでも多分みなさんのイメージしている雰囲気とは少し違うと思うのだ。

　江戸っ子というと「職人」「喧嘩っ早い」「宵越しの金は持たない」というのがステレオタイプなイメージだと思うのだけれど、実際のところはどうか。

神田土着民の特性

　私の感じる神田地元民の特性はむしろこんな感じ。

「職人」？

　職人は職人でも、「国家資格系専門職（法律や医療）」が多い気が（あくまで私の知ってる範囲内で、だが）、あとは飲食店経営者が多いかな。でも殆どは普通の勤め人。

「喧嘩っ早い」？

　基本的に穏やかだけど、確かにお祭りの時にはややはしゃぎがち。でも喧嘩っ早くはないなあ。

「宵越しの金は持たない」？

　むしろたっぷり持ってると思う。ビル建てて下は事務所や居住用に貸し、自分たちはオーナーズフロアに住んでる、というパターンの方は多い（だから雑居ビルが多いのだろう）。職業や勤め先も大きい＆堅いか、自営（飲食含）の人が多い気が…なので金はある印象。むしろ私のような後から越してきた人間のほうが貧しいと思うんだよね（住宅ローン…）。

　総じて生活に余裕のある都会っ子か多いと思う。まあ千代田区内で一戸建て（少しはある）だと土地評価額だけで数億とか行くでしょうからねえ。むしろ生活に余裕のある人が最後まで神田に残った、という気がしなくもない。

　そして、神田にすごい誇りを持っている人が多い。だからこそバブル期にも土地を売らず、神田に残り続けたのだろうけれど。

神田マンション民の特性

　それでは、後から神田に移ってきたマンション民はどうだろうか。私の感じる特性はこんな感じ。

「大丸有（及び都心）勤務」

　私もそうだが、職住近接、通勤の利便性を考えて住んだ人が多いのだろう。朝になるとマンションのエレベーターに乗り合わせた人とそのまま地下鉄駅までご一緒しちゃうことも珍しくない（お互い気まずいけど）。ちよくるで颯爽と大丸有方面に走り去る人も多い。

　勿論、大丸有勤務ばかりでないのだろうが、それでも都心勤務（極端には神田勤務とか）が多いんじゃないかなあ。

「堅い職業」

　マンションのゴミ捨て場にゴミを捨てに行くと、ついつい目に入っちゃう捨てられた医学系専門誌や「自由と正義」（弁護士会の雑誌）。しかもどう考えても複数人分。まあ大手ロー・ファームは大丸有に多いし、大病院は御茶ノ水駅界隈に多いので、そういうクラスタには神田界隈は最良の居住地選択の一つだろう。

　また、「大丸有勤務」の勤め人もそれなりに堅い職業であろうと想像される（大企業が多いので）。マンション内ですれ違う人もおとなしげ、真面目そうな人多し。

「単身」

　千代田区もワンルームが多くなり過ぎないように「ワンルームマンション等建築物に関する指導」などということを行っているようではあるが、それでもファミリー向けの地域では無い（と思われている）から、マンション供給もワンルームに偏りがち。自然と単身者が多い。外食するにも選び放題だし、単身者が暮らしやすい地域というのはわかる気がする。