もう何年か前から実施しているのでご存知の方はさんざんご存知の話だと思うが、秋葉原(というか万世橋)から羽田空港までの船便について、国土交通省が実証実験を繰り返している。
そして、その一環としてこのたび、運河経由で羽田空港に行くツアーが企画されたので(報道発表資料:羽田空港-秋葉原間の春季舟運社会実験を行います― 一部、先行して『有料乗船者』の募集を開始します ― - 国土交通省)、わたしも申し込んでみた。
申し込んだのはこちらのツアー(ツアー一覧|国内旅行 ツアー|阪急交通社)。コースは同じですが秋葉原発と羽田空港発の2パターンある。申し込んだのは秋葉原発の方、万世橋の外神田側にある約90年前に整備された船着場を有効活用するらしい、これは楽しい!
だって、自分のうちから徒歩圏内に船着場があって、そこから船でどこかに行くんですよ、楽しくないですか?(反語)
なお、国土交通省の発表資料にある地図(以下)によれば、こんなコースを通る予定。
参加後に改めて体験記っぽくまとめようと思うが、とりあえずご紹介まで!
2015/5/10追記
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体験記を別途まとめました!
よかったら見てみてください!
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なお、神田川を含む隅田川支川全体の整備計画については、
という東京都のまとめた立派な資料があるのでそれを見ると分かりやすい。
また、概要を(湾岸目線ではありますが)より分かりやすく紹介してくださっているブログ
墨田川流域河川整備計画原案が公表される | マンション購入を真剣に考えるブログ
もあるので、興味のある方は覗いてみると楽しいかもしれない。
以前、日本橋から出発して日本橋川を遡上しつつ、水道橋→神田川→柳橋→隅田川→箱崎→日本橋 という千代田区主催のクルーズに参加したことがあった。その時も川岸から眺める普段とは目線が全く違っていてすごい面白かったので、今回もとても楽しみ!
話が少し飛ぶが、海の向こうの香港では香港島と九龍半島とを結ぶ定期船(かなりの頻度)が、地下鉄網が発達した現在でも庶民の足としてなお健在で、やっぱり目線が普段と違うのがとても楽しいのです。
日本でも実証実験の次には、ツアークルーズではなくて通勤通学、買い物の足としても定期便を検討してくれるといいなあ(などと現実的問題や利用頻度などを全く無視して言ってみる)。秋葉原〜豊洲〜日本橋〜水道橋〜御茶ノ水〜秋葉原 の環状線なんて案外ニーズあるのではないか(根拠はゼロですが)。