こんにちは!
今日は銀座のソニービルでやっていた「GINZA SONY PARK PROJECT展」の感想と感傷。
オジサンにとってのSONY
私はアラフォーのリーマンなので、SONYの本業が映画と金融サービスとリストラになっちゃう前、SONYイコールカッコいい、だった時代を知っている。
ロボットの犬(AIBO)やら、イケてるゲーム機やら(PlayStation)やら、90年代から00年代初頭にかけて色々面白い、クールなことをやっていた。
ロボットの犬
www.sony.jp
イケてるゲーム機
www.sony.jp
なので、ソニービルの建て直しは、それが例え本当に建て直しだったとしても(口さがのないTwitter民などは、更地にしてソニー不動産経由で売却するというEXITだなどという洒落にならないことを呟いたりしてるが)、オジサンにとっては一つの時代の終わりを象徴しているようで寂しいのである。
隣に出来立てピカピカの東急プラザ銀座もできちゃったしね。ソニービルもまた寂しげ。
GINZA SONY PARK PROJECT展
ただ、SONYさんもこの機会を最大限に活かすつもりらしく、こんな企画を仕掛けてきた。
今日会社帰りに銀座に立ち寄ったので、展示の感想。
場所はソニービルの最上階、8階のOPUS。
中はこんな感じで、ソニービル関係者のコメントや、図面や当時の新聞広告といった貴重な資料が展示されている。
真ん中の長テーブルに色々展示があるほか、壁にもコメントなどがずらり。
中の写真は権利的に心配なのと、実際に見ないとつまらないと思うのでほぼ割愛。
でもごめんなさい一枚だけ。
GINZA SONY PARKの完成予想図
現ソニービルの解体が寂しい一方、広場の完成も待ち遠しく、さらには新ビルの完成も待ち遠しい。完全に矛盾してますね。
街の新陳代謝ということ
今回の決断は、財務的に底を打って反転攻勢に出れる体勢になったこととか、リストラがひと段落した(だって大リストラやりながらビルの建て替えなんかやったら世論に喧嘩を売っちゃうでしょ)とか、耐震基準とか、まあいろいろ理由があったのだろうとは思う。でも個人的には、正直銀座のモニュメントが消えてしまうのはとても寂しい。
この姿も見納め
でも、東京の街は良くも悪くも新陳代謝することで生きながらえてきたのだから、全ビルを動態保存するようになったらきっとそんなものは東京じゃないんだと思う。
勿論一方で貴重な建物や町並みの保存を望むものだし、所謂腰巻ビルは嫌いなのだから、全く矛盾しているのだけれど、これが私の気持ち。
愛惜の情が前に立ってしまう故に再開発って難しいんだなあ、と改めて思った。
おまけ
アラフォーSONY好きなので、DAPはiPodから回帰して今はこれ
いまは型落ちになってるので比較的安く買えます。
ハイレゾ、いい音だよ!

SONY ウォークマン ZXシリーズ 128GB ハイレゾ音源対応 Android搭載 シルバー NW-ZX1/S
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2013/12/07
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (15件) を見る