神田の住み心地

千代田区神田に住むアラフォーリーマンの日記。神保町、秋葉原、日本橋、大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の間という超都心に位置する神田界隈で過ごす日常生活や、暮らしやすさ、うんちくなどを語ります。 Twitter ID:kandazumi

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神田技芸祭 大人縁日レポ

こんにちは!

今日は神田駅前、出世不動通りで行われた大人縁日のご紹介。

写真メインです。

 

神田技芸祭とは

毎年一回、出世不動通り周辺で行われる神田技芸祭。

今年は8月30日、31日、9月2日、3日の四日間。

 

神田技芸祭ポスター、なんていうか不思議な

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神田技芸祭16

 

9月2日、技芸祭の中心イベントである「大人縁日」が出世不動通りを占拠して行われた。

 

「大人縁日」 というネーミングは神田公園と出世不動通りで隔年交代でやっている「子供縁日」を意識してのネーミングと思われる。

 

前に書いた子供縁日の記事

www.kandazumi.com

 

 

出世不動通りはその名の通り出世不動尊という小祠の前を東西に延びる通り。飲食店や小商店が多い。

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出世不動尊の縁起(区HPより)

徳川家の表鬼門除けとして祀られたもので、本尊は智証明大師作。東潮院不動尊とも言う。明治以降、神田松下町の有志によって管理され、第二次世界大戦までは院内に川越喜多院の僧・野川良源が住み仕えていた。昭和20年(1945)二月、戦災により本堂は消失したが、本尊は野川良源が生国の九州天草(熊本県)に避難させていたため無事であった。第二次世界大戦後は、神田鎌倉町の要請を受けて、出世不動通りが管理した。都内でも由緒ある不動尊として知られており、明治の頃には毎月二日、十五日、二十日、二七日に縁日が行われ、植木商などが市を出し盛況であった。後に縁日は毎月二七日のみとなるが、縁日と歳末の羽子板市には多くの人が集まり大変にぎわったという。現在の本堂は、昭和六三年(1988)年七月に完成。出世不動とは、相撲取りが信心すれば出世すると言い伝えられたことが始まりと言う説もあります。

由緒あるお不動様なのだ。

 

    神田はこんな感じで路傍にあるちょっとしたものにも歴史と由緒があるから好き。

 

当日レポ

    実は大人縁日が目当てではなかったのだが、せっかくなので覗きに行った。

 

JR神田駅西口を出て出世不動通り方向に歩いていると見えてくる怪しげな巨人さん「出世巨人」

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道路は勿論全面通行止め

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出世巨人をバックにステージが設けられている。 千代田区長も挨拶に。

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色がくるくる変わる巨人さん

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路上はこんな感じにテーブルをしつらえて即席飲み屋状態。両サイドには近隣飲食店や町会による屋台が並ぶ

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この日は残念ながら神田の別の店で会食だったので飲み食いはできなかったのだが、見るだに羨ましい感じである。

 

道路に置き畳が敷かれて、ちゃぶ台で一杯。楽しそう。

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舞台では様々なパフォーマンスが。これは謎の演武(前後を見てないのでどういう筋立てかは不明なまま)

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お土産として買ったワンカップ。出世不動さんの小さな絵馬がついてくる

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 パンフレットの店舗紹介と共にもう一枚

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神田の強み

    先日、twitterで湾岸の飯屋がまずいという話題の時に

というツイートを拝見した。

    これってまさに神田の事であって、駅前が整備されていない一方で、多種多様な個人店舗が切磋琢磨する環境が整っている。謂わば飲食店のインキュベーションスポットなんだよね。

    こういうイベント時はもとより、普段から住んでいて誠に楽しい街。

 

二十世紀酒場(一) 東京・さすらい一人酒 (Tabistory books)

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