神田の住み心地

千代田区神田に住むアラフォーリーマンの日記。神保町、秋葉原、日本橋、大丸有(大手町、丸の内、有楽町)の間という超都心に位置する神田界隈で過ごす日常生活や、暮らしやすさ、うんちくなどを語ります。 Twitter ID:kandazumi

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出没! アド街ック天国「神田淡路町」感想+自己流「淡路町駅トップ10」

    こんにちは!

    今日はとりいそぎ、テレビ東京の『出没! アド街ック天国(以後アド街)「神田淡路町」』の感想。

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順当なチョイス

    全順位は公式サイトから見て頂ければと思うが、まあ順当なチョイスという感想。

一位    かんだやぶそば神田淡路町2-2-10)

二位    近江屋洋菓子店神田淡路町2-4)

三位    神田志乃多寿司神田淡路町2-2)

 

     なんて事をつい呟いちゃった位にこの辺りは飲食店激戦区なのだが、今回は「文字通り淡路町」という事で、(原則)住所が淡路町な場所からチョイスしたそうでこういう結果。

    でも、知らなかった店も結構あって(特に平日ランチの店。平日昼間は神田に居ないので)、改めて深い街だなあと思った次第。

 

神田界隈は食べ物天国

    これは淡路町に限らないのだけれど、神田界隈は美味い飲食店が非常に多いというのはこれまで拙ブログでも再三触れてきた通り。

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    アド街のサイトを改めて見てみたら、この番組で神田を取り上げるのは今回が初めてでは無い。10回くらいはあっちこっち取り上げてるし、そもそも「神田淡路町」を取り上げるのも二回目っぽい。

www.tv-tokyo.co.jp

 

    取り上げる対象は飲食店だけでは無いが、飲食店がかなりの割合を占める。それだけ取り上げることができる店が多いという事だと解釈したい。もちろん毎回ダブって紹介されてる店も多いんだけどね。

 

神田住み流「淡路町駅トップ10」!

    今回ちょっとだけ残念だったのは対象地域がすごく狭かったこと。

    放送中にもこんな繰り言を。

 

 

    淡路町、と聞くと「神田淡路町」という町名よりもむしろ丸の内線淡路町駅を思い浮かべる人は多いのではないだろうか。今回、淡路町駅前なのに住所が「神田淡路町」ではなかったため取り上げられなかったスポットも結構あった。

    折角なので、今回アド街で取り上げられた店を外して私流トップ10を勝手に選んでみた。こちらは淡路町駅徒歩5分以内が条件。神田淡路町に来られた際はアド街で選ばれた店と併せてこっちも覗いてみてください。

 

    天兵は淡路町交差点東南角すぐ外堀通り沿い、八ツ手屋は同交差点から外堀通り沿いに南に歩いて二つ目の信号を左折すぐ(一八通り沿い)にある。どちらも高級店というより庶民の店。天兵はかや油の天ぷらが売り。八ツ手屋は建物の風情が良い。

    淡路町交差点南西角から西側の靖国沿い。地元密着型こだわり靴店。品揃え良く、また店主さんの親切対応が嬉しい。この界隈はオーダースーツやオーダーシャツの店も多く、大喜靴店含めて街一周すると一通り揃う感じ。

    淡路町交差点北西角から西側の靖国沿い。東京ではかなり大きい楽器店チェーンとして有名。音楽教室もやっており、この辺りには楽器を手にした人もちらほら。

    淡路町交差点東南角を靖国沿いに東に行った吉野家の角(多町大通り)曲がってすぐ。的のマークと矢羽型の車止めが目印。 小笠原流宗家御用弓師という大層なお店。このお店があるため、淡路町駅周辺は弓道を習う学生さんと思しき、弓具担いだ人も結構ウロウロしている。

    九位 宮地楽器の並び。古本屋は靖国通り沿いに4-500mくらい歩いて、小川町スポーツ用品街を抜けて神保町古書店街まで行けば山ほどあるのだけれど、淡路町駅周辺ではここ一軒だけ、貴重。品揃えは市販の文庫から専門書まで幅広く、思わぬ掘り出し物もある店。

    八位 小山弓具がある少し手前。江戸〜大正にかけて淡路町交差点東南一帯(現在の須田町、多町、司町)が青果市場だったことを紀念する碑がある。青果市場はここから秋葉原(現在の秋葉原UDX)を経て、今は大田市場に移っている。

    淡路町交差点南西角から外堀通り沿いに南、最初の信号を右折してすぐの角の南側10m程。「◯記」は広東語で「◯屋」という意味なので、「松記」でさしずめ「松屋」といったところか。シンガポール〜マレーシアの華人料理を供する、料理も非常にレベル高く、また紹興酒やワインの種類も豊富。

    万平は淡路町交差点から東方向の神田まつやをすぎて最初の路地を右折してすぐ、やまいちは八位の小山弓具からすぐの多町大通り沿い、勝漫は同じく多町大通り右折後二つ目の角をさらに右折したところにある。いずれもとんかつの名店だが、万平は冬場の牡蠣バター焼き、勝漫は大かつ丼もお勧め。

    地元で人気の和菓子店。大相撲第二十二代 立行司 木村庄之助ゆかりの店。個人的なお気に入りは赤飯を丸く丸めた「萬祝」だが、店名を冠する庄之助最中も良い。土用限定のレア物「厄除 大島あんころ」もお勧め。

    四位 松記鶏飯の並び。明治38年創業、現存する中で東京最古の居酒屋。酒、肴も言うことはないが昭和初期築の建物も併せて楽しんで頂きたい。壁一面に並ぶメニュー看板は壮観。肴はなんでも美味いが個人的には特に馬刺、ドジョウ、鍋類を推したい。呑まない人も楽しめる店だ。

 

     淡路町駅周辺だけでこれだけ出る。これでも触れられなかったスポットがいくつもあるのだが…そう思うと改めてすごいな神田界隈。

    このリスト片手にぜひ散策にいらせませ、そして神田界隈を居住候補にどうぞ。

 

おまけのおまけ

神田界隈理解のお供にこの本と記事もどうぞ!

東京人 2016年 10 月号 [雑誌]

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