こんにちは!
今日はちと趣を変えて大手町にある水琴窟の話題。
「大手町川端緑道」について
前に書いたこの記事、読んで下さいましたでしょうか。
この時は、丸の内仲通りをまっすぐ北上して大手町仲通りに抜け、最後は日本橋川に突き当たって終わった。
大手町仲通りが日本橋川に突き当たるところ
この突き当たった日本橋川沿い、川端に一筋の通りがある。正式名を「大手町川端緑道」。
千代田区観光協会のブログでも取り上げられていたり
一般社団法人 千代田区観光協会 > まちブログ(神田・神保町・秋葉原周辺)
個人ブログだとこちらが詳しいですね。
緑道の様子はこんな感じ。
首都高に川面を塞がれているとはいえ、それでも川沿いは風も抜けて特に夏などはなんとなく気持ちの良い空間になっている。
「大手町川端緑道プレイスメイキング社会実験 2016」なるものもちょうどやっているようですよ!
場所と期間はここ
「UR都市機構 大手町連鎖型都市再生プロジェクト」サイトより(一部加工)
ところで水琴窟ってご存じですか?
ここでいきなり話題が変わって水琴窟。
皆さん、水琴窟ってご存じですか?
では、このようなものとして説明されている。
水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで、手水鉢の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けで、手水鉢の排水を処理する機能をもつ。水琴窟という名称の由来は不明である。同系統もしくは同義の言葉に洞水門(とうすいもん)がある。伏鉢水門、伏瓶水門ともいう。
細かい説明はWikipediaに譲るとして、実はこれが大手町川端緑道にある。
前から知ってはいたのだけれど、先週の土曜日に散歩がてら改めて写真を撮ってきたよ。
土曜日の大手町川端緑道、ほぼ無人。
都心に住むと散歩圏内に人がいなくて静かなのが好き。
緑道の名に恥じず、もふもふといろんな植物が茂っていて気持ちが良い。
この一帯は「ECO MUSEUM」と銘打っていろいろいな環境にやさしいまちづくりの試みが展示されている様子。
「水琴窟」の実際、そして音
そしてその一角に鎮座する、水琴窟。
竹の筒が出ているのが見えると思うが、そこに耳をあてて、地面に埋められた壺に水滴が落ちる際の音を愛でるという趣向。
本当は実際の水琴窟の音を録音してブログに貼り付けようと思っていたのだけれど、この日は残念ながら音がせず、結局採録は断念。
代わりにこれでご勘弁を。
おおむねこういう音です。
天候や降雨の具合でどんな音になるかは少しづつ変わってくる(音がしない、ということもある)けれど、そのアナログさが楽しい。
神田に住んで大丸有に勤務して、帰りは歩いて、都庁で水琴窟の音で浮世の憂さを忘れて帰る、という生活はいかがですか。